司法書士・土地家屋調査士・測量士のトリプルライセンスの岡田洋輔総合事務所

路線測量設計課程(Ⅱコース)

業務日誌

 今週は、12日(月)から16日(金)のまるまる一週間、日本測量協会が主催する地理空間情報専門技術講習会の内の一つである路線測量設計課程(Ⅱコース)を受講しました。今年の5月に受講したのが同課程のⅠコースだったので、今回が後半の講習会となります。
 今回の講習会で学んだのが、交差点の設計、土工・法面工・排水工の設計、道路構造物概論、MMS・UAV(ドローン)を利用した道路ストックの管理についてでした。総仕上げとして、講習会の最終日に考査を受験してきました。この試験に合格し、日本測量協会に登録すれば、晴れて路線測量設計の地理空間情報専門技術者となれます。
 なぜ今回の講習会を受けたかというと、将来的に宅地造成等の設計の仕事の依頼があった場合に、設計の知識がないからできませんと返答してしまっては、せっかくの依頼を逃すことになりかねないためです。やはり、測量士や土地家屋調査士といった測量技術者といえども、用地測量の知識だけでなく、設計分野の知識もある程度は有していないと、開発がらみの依頼の取りこぼしが生じることになりかねないと思われます。
 今回の講習会の内訳としては、測量の要素は全くといってよいほど入っておらず、逆T式擁壁の安定計算の演習など、設計の要素がほとんどであったため、なかなか理解するのが大変ではありましたが、1週間、一生懸命勉強した甲斐もあって、最終日の考査はそこそこ解答できたため、何らかの間違いがない限りは合格しているのではないかという手ごたえを感じております。
 最後に、本講習会の担当していただいた日本測量協会の講師の先生方に、この場を借りてお礼を申し上げます。

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