司法書士・土地家屋調査士・測量士のトリプルライセンスの岡田洋輔総合事務所

成年後見人の研修(5・6日目)

昨日と一昨日は土日でしたが、成年後見人の研修を受講しました。講義内容は、次のとおりでした。

10月30日:精神障がい者の特性と理解について
10月31日:意思決定支援について

被後見人の対象者は、何も高齢者に限らず、精神障がい者も含まれます。今回の研修では、被後見人が精神障がい者である場合に、後見人としてどのように対応すべきかについて学びました。
また、皆さんご存じかもしれませんが、後見人には被後見人の代理権が付与されます。よって、代理権の行使に当たっては、後見人の独断専行は最大限排除しなければなりません。何よりも大事なのは、被後見人の意思であって、代理権の行使に当たっては、被後見人の意思を読み取り、そのうえで代理権を行使することが重要になります。よって、後見人がイニシアチブをとって、支援ネットワーク(福祉関係者・行政等)を築いて、当該ネットワークと協業しながら被後見人の意思を読み取ることで、代理権を行使すべきであることを学びました。
昨日で研修は終わりましたが、実務においては、研修で学んだことを活かしながら取り組みたいと思います。

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